▼和美より

 隔年に1回の発表会である「フィエスタ デ イリス」は、
読んで名のごとくイリスのお祭りである。
お祭りは自分達も楽しむが、観にきてくれた人達も楽しいものでなくては意味がない。
身内が出ているから家族や友人が応援に来るのは当然だが、まるで関係のない人達が観に来ても充分楽しめる舞台を創りたい!というのが、今回の課題だった。
 それに伴って、舞台監督さん、照明さん、衣装小物コーディネート等、バックスタッフを固めていき、構成、振り付け演出にもこだわった。

結果はいかに?それは皆の笑顔とお客様の拍手と感想が語ってくれているだろう。何はともあれ、第一歩を踏み出すことができ、次に繋げていける舞台になったと思う。目指す光が見えてきたことを実感することもできた。

 参加数でも過去最多となり、千葉で開講している各カルチャー、(旭市、銚子市、鎌取、あすみが丘、)千代田区の高齢者センターからも初参加となり、5歳からシルバー世代まで、さまざまなフラメンコ女達が登場してくれた。

 舞台に登場するだけで拍手をもらえ、ビデオ、カメラは厳禁、と言ったって三脚立てて撮っている人あり、あちこちでフラッシュも光っている。
しかし、これもお祭りの形態と言えば言えなくもない。それらも踏まえて、いかに万民が楽しめる舞台にしていくか、それが私の目指す舞台である。

 心が一つになった今回の「フィエスタ デ イリスVol.4」を経て、更に熱く嵌ったフラメンコ女達のこれからの成長と奮闘ぶりを見守りつつ、イリスとして新たなる挑戦をし続けていきたいと思う。

▼事務局より
 
参加人数は、過去最高。
リハーサルのスケジュール調整から、配布物まで例年になくおおわらわでした(^^;;;)

フォーメーション表を片手に、休んだ分を取り戻そうと必死の形相の人その傍らで付きっきりで前回のポイントを細かく見せてあげている人うまく踊れなくて凹んでる人、それをさりげなく元気付けてあげてる人。普段は、同じ時間帯の人としか接点がないけれど、こういう総合的な練習では、クラスもレベルも関係なく、人と人との関係がつくられていく。

雨の中、大きな荷物を抱え、子供を連れて、遠くのスタジオまで通ったママ。全体リハーサルをこなすだけでも大変だったのに、尚且つ、自主的に秘密特訓を重ねていたグループ。ほとんど旅感覚といっても過言ではないほどの遠隔地から、午前中のリハーサルに参加してくれた面々。

ひとりひとりが、口には出さないけれど、いろいろな不都合を乗り越えて熱意を持って踊り込んできたものが、観客の皆さんにどれほど届いたかはわからないけれど、皆でひとつの目標に向かって走りつづけた事実は、とかく、醒めた感覚が支配している昨今の世の中に、一筋の光を放ったのではないかと思います。