江戸川区を拠点としているスタジオイリス。
地域と密着して、ひとりでも多くの人が、気軽に、フラメンコに
興味をもってくれたら…そんな願いを叶えてくれる、年に1度のお祭り。
7回目の参加となる今年、とんでもないことが…。

▼鴨下和美から
朝からバリバリの晴天に見舞われ、幸先のいい区民まつりに思われたが…。
シンジラレナイことは起こるもんである。
今年で区民まつり参加も7年目となり、総勢33名のフラメンコ女達が出揃った。
まだ4歳のチビフラメンコ女もいっぱしに衣装をまとい登場。
イリスとしては入念なリハーサルをし、前日もペンキを塗り終えたばかりの舞台を借りて、本番さながらに場当たりとリハーサルをした。
しかしハートフル広場では前日の音響の仕込みはなく、一抹の不安。
他の広場では、当然のごとく入念なマイクチェックと仕込みがされていた。
そして当日、その不安は大当たり!音が出た途端にスピーカーはブルブル、ガタガタと変な音を発し、モニターからは音が出ていない。
怪しげなブチブチ音もするではないか。

そして、とうとうそれは起きたのである。

1曲目の途中で音は切れた!(-_-)舞台下手前に立ちマイクを使いパルマ(手拍子)を打っていた私をいっせいに見るイリスの仲間達。顔は私を見つつ踊りは止まっていない(笑)。もちろん私のパルマも止めていない。このまま行くしかないでしょ。広場を埋め尽くしていたお客様達からも頑張れの声援とパルマ。日本人には馴染みのない3拍子のパルマを、なんと素人のお客様が外すことなく打っているではないか。(不思議、驚き〜)もしここでパルマが大いにずれていたら、間違いなく踊りはバラバラになっていただろう。普通なら合うことのほうがあり得ない。
観客と出演者が一体となった瞬間だった。
舞台にハプニングはつき物である。起こってしまったことを、とやかく言っても元には戻らない。それをどう乗り切るかが重要である。舞台に乗っている以上、立ち往生はしてはならない。その時どう判断するかが成功の鍵を握ることになる。

観客の声援と素晴らしいパルマに、そして最後まで踊りきったイリスの仲間達にオレー!\(^0^)/

ところで、音が切れた原因は何だったのかって?
いまだにその報告は来ていないし、何のリアクションもない。
事態の真っ最中、音響テントの中の監督らしき人物は、ボランティアの学生音響達に「停電だから、いつ復旧するかわからないから休憩にしよう」と言いつつ弁当を食べていた。停電のわけないだろうが。(観客からも、そう声が飛んでいた)
シンジラレナイことはどこにも存在するものである。

▼事務局から
今年は最多人数での参加となり、舞台から人がこぼれおちそうな程で迫力、見応えは充分だったのではないかと思います。
途中、音響のトラブルで、音が出ないというアクシデントに見舞われましたが、動じることなく、踊りきった、フラメンコ女達に、万雷の拍手。
トラブルが、かえって、イリスの結束感を強めたようで、秋晴れの空のもと、みんなの笑顔は、ひときわ輝いていました。